17億円で渡邉美樹氏がトップ 参院議員の資産公開[2014/01/06 13:34]

 去年7月の選挙で当選した参議院議員121人の資産が公開されました。実業界出身者が上位を占め、全体の平均を押し上げる形となりました。

 資産が最も多かったのは、居酒屋チェーンを展開する「ワタミ」創業者の渡邉美樹氏で17億580万円です。2位は、投資コンサルティング会社社長の藤巻健史氏で、6億6870万円と初当選の実業家2人が突出した結果となりました。次いで3位は、自民党の木村義雄氏で1億2576万円です。また、元プロレスラーのアントニオ猪木氏は、会長を務めるプロレス興行会社「イノキ・ゲノム・フェデレーション」の株式1320株の保有だけで、不動産や預貯金はありませんでした。そして、対象となる資産が「ゼロ」と報告した議員は21人に増え、二極化が進んだ形です。資産公開は、土地や建物、定期の預貯金などが対象で、普通預金は対象外となっています。

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