コートジボワールで首脳会談 W杯で健闘誓う[2014/01/11 11:48]

 アフリカを歴訪している安倍総理大臣は、コートジボワールに到着しました。首脳会談では、初戦を戦う6月のサッカーワールドカップでの健闘を誓い合いました。

 (政治部・千々岩森生記者報告)
 試合当日の6月14日は、安倍総理のお母さんの誕生日です。それを知ったコートジボワールの大統領は「それなら0−0で引き分ければ良い」と話し、会場は大きな笑いに包まれました。
 安倍総理大臣:「(両国は)ブラジルで開催されるFIFAワールドカップの初戦で対戦する予定であります。フェアプレーと両国の決勝リーグ進出を期待して、代表ユニホームを交換したいと思います」
 コートジボワールは内戦終結から3年がたち、安倍総理は、避難民の支援など周辺地域も含めた安定化のため、8340万ドル(約87億円)を拠出する意向を表明しました。一方、コートジボワールのワタラ大統領は、来年に行われる国連改革に言及し、「日本が安保理の常任理事国になることが望ましい」としました。会談後は、総理の訪問に合わせて集まった西アフリカ11カ国の首脳らとの晩餐会(ばんさんかい)が開かれました。安倍総理は、今回の訪問を人口3億人の西アフリカ経済圏に本格的に進出する足掛かりとしたい考えです。

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