クリミアの住民投票は「憲法違反だ」日本政府認めず[2014/03/17 14:10]

 クリミアの住民投票について、菅官房長官は「ウクライナ憲法に違反している」と述べ、日本政府としては投票結果を認めない考えを示しました。

 菅官房長官:「(クリミアの住民投票は)ウクライナ憲法に違反している。このような住民投票は法的効力を有さず、我が国はその結果を承認しない」
 また、岸田外務大臣はロシアに対して、クリミアを併合しないよう求めていく考えを強調しました。
 岸田外務大臣:「ロシアをはじめ、関係国が具体的な行動に出るのか注視しなければならない。ウクライナを併合することがないよう求めていかなければならない」
 ただ、ロシアへの経済制裁については、「今後のEU=ヨーロッパ連合での議論やウクライナ国内の動きを確認したうえで、適切に対応したい」と述べるにとどめました。

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