エネルギー基本計画を自民が了承 原発再稼働を明記[2014/04/08 13:01]

 自民党は、8日正午ごろに行われた総務会で、原発の再稼働を明記した政府のエネルギー基本計画を了承しました。

 自民党が了承したエネルギー基本計画では、原発について「重要なベースロード電源」として位置付けました。一方、再生可能エネルギーの数値目標については、2030年に全体の約2割の目標を更に上回る水準を目指すなどとしました。ただ、総務会では、「原発事故の原因究明は中途半端だ」などの慎重意見も出されました。
 自民党・村上元行革担当大臣:「政務調査会は、何でもかんでも『官邸の意向だ』とさっさと通すことを仕事のように思っている。総務会は最後の最後の砦(とりで)だ」
 自民党の了承を受けて与党は8日、正式にこのエネルギー基本計画で合意し、政府は今週末にも閣議決定する方針です。

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