「合意した分野から法整備を」公明・北側氏自民牽制[2014/05/22 00:05]

 公明党の北側副代表は、武力攻撃に至らないグレーゾーンへの対応など合意出来た分野から法整備に入るべきだと述べ、集団的自衛権の行使容認を急ぐ政府自民党を牽制(けんせい)しました。

 公明党・北側副代表:「合意出来たところから法の整備について内閣法制局がやるので、法律の策定作業に行政側で入ってもらう、随時。というのも選択肢だと思っている」
 北側氏は、武装ゲリラによる離島の占拠や国際協力での活動など、両党で合意出来た分野から法整備を進めるべきだと強調しました。集団的自衛権の行使容認を急ぐ自民党を牽制した形です。また、集団的自衛権を限定的に認めることについて、「基準があいまいでは歯止めにならない。全国各地で違憲訴訟が起きるだろう」と改めて慎重な姿勢を示しました。

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