安倍総理「ロシアとは融和、中国へは批判」G7で強調[2014/06/05 17:57]

 ベルギーで開かれているG7(先進7カ国)首脳会議は2日目の討議が始まりました。これまではG8、8カ国で行われてきた会議ですが、ウクライナ問題を巡ってロシアが参加しない形で、プーチン大統領の姿はありません。

 (政治部・足立直紀記者報告)
 恒例の写真撮影が始まって、すでに終わっているはずだったのですが、1つ目のセッションである世界経済の議論がまだ続いているようです。この世界経済の議論で安倍総理大臣は、法人税減税や農協改革に取り組む姿勢を強調し、アベノミクスで世界の景気に貢献する意欲を示したものとみられます。そして、初日は、外交政策を議題にしたワーキングディナーが行われました。2時間40分にわたった大半がウクライナ情勢についてで、首脳たちは途中で上着を脱いで熱く意見を戦わせたそうです。そこで、安倍総理は、外交的解決の重要性を強調し、ロシアへの制裁強化を求めるアメリカなどとは対照的に融和を訴えました。一方で、海洋進出を強める中国には、厳しい姿勢で議論をリードし、名指しこそないものの、「力による一方的な試みに反対」という文言を共同声明に盛り込ませました。サミットはあと3時間ほどで閉幕し、ウクライナ問題や世界経済についての共同声明が発表されることになっています。

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