“集団的自衛権行使容認” 閣議決定先送りの見通し[2014/06/12 18:07]

 集団的自衛権行使のための憲法解釈の変更に向け、与党が最終調整に入りました。

 政府・自民党は、13日の与党協議に閣議決定案を示す方針でしたが、公明党内の調整を待つために見送ることを決めました。このため、安倍総理大臣が目指していた国会会期中の20日の閣議決定もずれ込む公算が強まっています。閣議決定案の内容は、1972年に田中角栄内閣が示した政府見解の一部だけを引用し、「国民の生命、自由及び幸福追求の権利が根底から覆されるという急迫、不正の事態」に限って、集団的自衛権の行使を認める方向で調整しています。

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