小渕大臣の辞意受け入れへ 安倍政権、幕引き急ぐ[2014/10/19 17:30]

 小渕経済産業大臣に関連する政治団体の不透明な収支を巡る問題で、安倍総理大臣は、小渕大臣の調査結果を見たうえで辞任の意向を受け入れる方針です。

 (政治部・吉野真太郎記者報告)
 小渕大臣は、18日夜に都内のホテルに入った後、その後、出入りは確認されていません。20日、国会で調査結果を報告する予定ですが、その準備をしているものとみられます。小渕大臣は、すでに辞任する意向を固めています。第2次安倍政権が発足してから660日余り、閣僚の進退問題がこれほどの現実味を帯びるのは初めてのことです。一方、安倍総理は、19日午後に2時間ほど都内のホテルに滞在していました。ただ、小渕大臣側と接触したかどうかなどは分かっていません。安倍総理としては、まずは小渕大臣の調査を待つというスタンスですが、総理周辺は「国政の歩みを止めないことが最も大事だ」と話していて、調査にめどがつけば、小渕大臣の辞任を認め、早期に事態を収拾させたい考えです。第1次政権では、判断の遅れで閣僚の辞任が相次いだという教訓もあり、政権へのダメージを最小限に抑える狙いもあります。改造内閣の目玉である小渕大臣だけに、安倍政権最大の難関を迎えているといっても過言ではありません。