小渕経済産業大臣は、自身に関連する政治団体の不透明な収支を巡る問題について、20日に調査結果を国会に報告するとしていて、進退問題が大詰めを迎えることになります。
小渕大臣は一連の政治資金の問題で、この週末、都内のホテルにこもって調査にあたってきました。20日午前からの国会審議に出席を求められていて、野党の追及を受けるのは確実な状況です。小渕大臣は、すでに大臣を辞任する意向を固めていて、調査の結果とともに正式に安倍総理大臣に辞意を伝えるものとみられます。安倍総理は事態を早く収めるため辞任を認める方針で、後任人事に着手することになります。ただ、野党側は、小渕大臣のほかにも「うちわ問題」を抱える松島法務大臣などへの攻勢を強める考えで、事態が沈静化するかは予断を許さない状況です。
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