民主と維新 政府に対案 地方へ「一括交付金」[2014/10/29 19:54]

 民主党と維新の党は、政府の地方創生基本法案の対案として、地方への一括交付金を復活する法案を共同で提出することで合意しました。

 民主党は、地方自治体が自由に使い道を決めることができる一括交付金制度を政権担当時代に創設していました。しかし、自民党の政権復帰後に廃止されたことから、民主党は制度を復活させる法案の提出を検討していました。民主党と維新の党の会合では、維新の党が求めている道州制の導入を含めた国と地方の役割の見直しといった内容を法案に盛り込むことで一致しました。民主党など野党側は、政府が最重要課題とする地方創生で対案を示すことで存在感をアピールしたい考えです。

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