野党反発の派遣法改正案　総理入りの審議へ[2014/11/07 00:05]

　派遣法改正案を巡り、与野党の攻防が激しさを増しています。与党側は安倍総理大臣も出席する委員会を7日に開くことを、委員長が職権で決めました。野党側は反発しています。

　民主党・山井元厚労政務官：「いい加減にしろ！人の人生がかかってる法案を。大臣も理解してない法案を出すな」
　野党側は、塩崎厚生労働大臣の答弁が法案の内容と食い違っていると指摘し、審議のやり直しを求めました。これに対し、与党側は総理も出席する委員会を7日に開くことを要求し、委員長が職権で開催を決めました。野党側は反発し、7日の委員会は紛糾するとみられます。一方、民主、維新など野党4党は、非正規社員が正社員と同様の待遇を受けられるようにする同一労働同一賃金法案を提出しました。派遣法とともに、委員会での審議を求めていくことにしています。