「この時期に解散」街の人たちの声 いろいろ[2014/11/18 17:46]

 18日に安倍総理大臣が表明する見通しの解散について、街の人たちの声です。

 64歳の主婦は、「この時期に何で?」と、与党が議席のあるこの時期に急に解散することが疑問だとし、争点は議員定数削減や集団的自衛権などを挙げ、これらの問題について次の選挙の結果が民意としてとらえられてしまわないかと心配しています。一方で、国民の信を問うことは良いと考える人もいます。福岡の男性は、争点は「消費税になると思う」と話し、福祉や介護などに増税分が使われるのであれば増税は賛成だとしています。また、実感としての景気回復を望む声が数多く聞かれました。鉄器を扱う店を営む男性は、とにかく景気を上げる対策をしてもらいたいとして、そのための解散・総選挙なら賛成だとしています。ただ、「(解散)年末のもうけ時にやめてほしい」など、今、解散すれば一般的に年末の忙しい時期と重なるため、争点について考える暇もなく選挙となってしまうことを危惧(きぐ)する声も上がっています。

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