野党からは批判が続出 「大義のない総選挙だ」[2014/11/19 05:51]

 安倍総理大臣による衆議院解散の表明を受けて各党の反応です。

 公明党・山口代表:「消費税の税率引き上げにあたっては、軽減税率を実施できるようにしてもらいたいと。今もそういうことは総理にお話を致しました」
 民主党・海江田代表:「解散・総選挙は大義名分のない総選挙だと確認いたしました。(アベノミクスが)成功していないから、消費税の延期をせざるを得ない」
 維新の党・江田代表:「景気が確実に後退局面にあるなかで、解散する意味がどこにあるのか」
 次世代の党の山田幹事長は「解散をする理由がいま一つ不明だ」と指摘したほか、みんなの党の浅尾代表は「消費増税凍結は賛成だが、それに対応するためにやるべきことが多くある。解散は大義がない」としています。また、共産党の志位委員長は「3年後の消費税10%への引き上げは、きっぱり中止だと訴える」と述べました。一方、生活の党の鈴木幹事長は「アベノミクスの失敗隠し解散だ」と主張し、社民党の吉田党首は「国民に背を向けた安倍政権の政策の転換を求める」と批判しています。

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