「選挙活動を指示」民主 「解党協議へ」みんな[2014/11/19 13:12]

 野党側も、安倍総理大臣の解散表明を受けて選挙態勢作りを急いでいます。

 (政治部・河村勇紀記者報告)
 民主党は19日、役員を除くすべての議員に直ちに地元に帰って選挙の準備をするよう指示しました。
 民主党・川端国対委員長:「(安倍総理は)21日解散とおっしゃいました。それぞれ議員は地元に帰って準備活動に入りなさい。国会は私の申し上げた言葉で言えば、ゲームセットになったわけですから」
 民主党は、候補者を全選挙区の半数ほどに絞り込む戦術で、野党同士の競合を避ける選挙区調整を進めています。維新の党では、橋下共同代表と松井幹事長が公明党の現職議員がいる選挙区から出馬を検討しています。18日に出馬に向けた手続きをしていて、今週中にも出馬するかどうかを判断するとみられています。一方、みんなの党は19日にも両院総会を開き、解党について協議します。一部の議員は、民主党や維新の党との合流を検討しています。次世代の党や共産党、生活の党、社民党、新党改革も候補者の擁立を進めています。野党にとって、一強多弱を崩す選挙態勢が作れるのかどうかが鍵を握っています。

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