エボラ出血熱の感染拡大を防ぐため、政府は、西アフリカに防護服を自衛隊機で輸送する方向で検討していることが分かりました。
今年9月の国連総会に出席した安倍総理大臣は、エボラ出血熱への支援策の一つとして、防護服を供与する考えを示していました。政府は、西アフリカにこれまで民間機を使って防護服2万着を運んでいましたが、今後は自衛隊の輸送機も使用することを検討しています。防衛省は、来月中にも輸送を行う方向で検討を進めていて、感染が深刻なリベリアやシエラレオネに近いガーナまで輸送する予定です。輸送には10人程度の自衛隊員が関わることを想定していて、エボラ出血熱に関して自衛隊が西アフリカに派遣されるのは初めてのことです。
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