町村派が細田派に衣替え 強まる安倍総理の影響力[2014/12/25 14:35]

 自民党最大派閥「町村派」の会長を務める町村信孝元官房長官が衆議院議長に就任したことを受けて、後任の会長に細田幹事長代行が選ばれました。

 細田幹事長代行:「安倍政権を支えて、ますます自由民主党の基本的な政策がうまくいくように、また、アベノミクスが成功するように、一致結束して皆様方とともに頑張りたい」
 町村派は党本部で幹部会合を開き、町村氏が衆議院議長就任でいったん派閥を離れることから、細田氏を後任の会長に選出しました。これにより、安倍総理大臣の出身派閥である町村派は、細田派に衣替えすることになります。細田氏は安倍総理と近いことから、細田派に対する安倍総理の影響力がより強まるとの見方も出ています。また、衆議院選挙後、新たに5人の議員の入会が決まり、派閥に所属する議員の数は党内で最多の92人となりました。

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