民主党代表選告示 3候補 地方票めぐる奪い合い[2015/01/07 11:52]

 民主党の代表選挙が7日に告示され、長妻元厚生労働大臣、細野元幹事長、岡田代表代行の3人が立候補を届け出ました。

 (政治部・河村勇紀記者報告)
 132人の国会議員票では細野氏が一歩リードしています。
 民主党・長妻元厚生労働大臣:「最大の問題はやっぱり格差だと思う。どんどん人の能力を潰しておいて、何が成長なんだと」
 長妻氏は、労働組合系やリベラル系の議員など35人前後が支持するとみられています。
 民主党・細野元幹事長:「リーダーが明るくなって福島を元気にする。そのことによって日本が明るくなる。その思いをこの代表選挙でもしっかり皆さんに伝えていきたい」
 細野氏は自分のグループだけにとどまらず、国会議員45人近くの支持を取り付けています。
 民主党・岡田代表代行:「私自身も何のために今まで二十数年間、主に野党に身を置いて頑張ってきたのか。死んでも死にきれない」
 岡田氏は、安定感があるとしてベテランを中心に40人ほどの支持を固めている模様です。ただ、代表選挙の6割以上は地方票が占めていることから、各陣営とも地方票の獲得がカギを握ります。

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