中国の閣僚が3年ぶりの来日 山谷大臣と会談[2015/03/16 01:04]

 歴史認識などで日中関係が冷え込むなか、中国の現職閣僚が3年ぶりに来日しています。李立国民政相は山谷防災担当大臣と会談し、防災への取り組みを互いに評価しました。

 山谷防災担当大臣:「東日本大震災の時には大船渡市に15名の救助隊をお送りくださいまして、また、たくさんの物資を頂きましてありがとうございました」
 李民政相は防災を担当する閣僚で、仙台で開催されている国連防災世界会議に出席するため来日しました。山谷大臣は、会議の議長を務めています。李民政相は、「世界各国が防災に共同で取り組むための非常に良い会議だ」と評価したうえで、2008年の四川大地震の際の日本の支援に感謝の言葉を述べました。両大臣は、防災への互いの取り組みを評価し、会議で採択される宣言を実行に移していくことで一致しました。

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