宇宙やサイバー空間で協力を 日米防衛相会談で一致[2015/04/08 15:00]

 中谷防衛大臣はアメリカのカーター国防長官と会談し、日米防衛協力の指針、いわゆる「ガイドライン」の見直しについて、今月下旬の合意に向けて精力的に作業していくことで一致しました。

 中谷防衛大臣:「(ガイドライン見直しによって)日米同盟の抑止力、対処力を一層、強化し、また、日米両国が国際社会の平和と安全により広く寄与することが可能になる」
 就任後、初めて来日したカーター長官との会談で、中谷大臣は、ガイドラインの見直しについて「なるべく早い時期に協議を終了して、日米の閣僚会議につなげていきたい」と述べました。そして、今月下旬の最終合意に向け、作業を精力的に進めることで一致しました。さらに、宇宙空間やサイバー空間での脅威への対処で協力を強化していくことを確認し、事務レベルでの作業部会の設置を検討するよう指示しました。また、普天間基地の移設について、両大臣は「辺野古沖への移設が唯一の解決策だ」ということを再確認し、沖縄の基地の負担軽減に努力していくことで一致しました。このほか、カーター長官は、尖閣諸島の問題で「一方的な威嚇行動で施政を脅かすいかなる行為にも断固、反対し続ける」と海洋進出を強める中国を牽制(けんせい)しました。