「誤りがあったとは言えない」後藤さん殺害で報告書[2015/05/21 17:36]

 人質事件への政府の対応に「誤りがあったとは言えない」としています。

 政府は、過激派組織「イスラム国」による日本人人質事件への対応を検証した報告書をまとめました。政府の対応については、「人質の救出の可能性を損ねるような誤りがあったとは言えない」としています。また、安倍総理大臣による「イスラム国」対策のための2億ドルの支援表明が犯行グループを刺激したとする指摘についても、「スピーチの内容・表現に問題はなかった」と結論付けました。一方で、後藤健二さんらの動画が公開されるまで、「イスラム国」による犯行とは断定できなかった点などが課題だとして、情報分析能力を強化する必要性を訴えています。

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