3000人の訪中団 歓迎ムード 習主席は“苦言”も…[2015/05/25 11:48]

 3000人を引き連れて中国を訪問している自民党の二階総務会長。北京での夕食会には習近平国家主席も参加し、双方が友好ムードをアピールしました。ただ、その一方で、習主席は歴史認識の問題について「歪曲(わいきょく)する言動は許されない」と一歩も譲らない姿勢も強調しました。今回の二階氏の訪中は日中の関係改善にどこまでつながるのでしょうか。

 二階氏は3000人の訪中団のうち300人を連れて、日系企業も多く進出している大連市に入りました。25日朝は日中の高校生の交流会に出席し、青少年交流の重要性を強調しました。
 自民党・二階総務会長:「日中両国の指導者は常に世界平和を考え、色んな事業に取り組み、勉学に励んできた」
 二階氏は大連でも習主席との会談を度々、アピールしていて、中国側のメディアも「日中の友好は民間が基礎になる」などと好意的に紹介しています。ただ、習主席が歴史認識の問題で「歪曲は許されない」と釘を刺していることに対して、二階氏は解決策を見いだせたわけではなく、後は「政府がやることだ」と言及を避けています。二階氏は26日に帰国し、安倍総理大臣に直接会って今回の結果を報告しますが、一気に日中の雪解けとはならないのが現状です。