在外邦人の安全強化　24時間コールセンター設置など[2015/05/27 00:05]

　過激派組織「イスラム国」による日本人殺害事件を受けて、外務省は在外邦人の安全強化策をまとめました。24時間対応のコールセンターの設置などが盛り込まれています。

　今回の対策では、海外に滞在する日本人の安否確認や情報提供の体制整備が柱となっています。海外で起きた事件や事故の問い合わせに24時間対応するコールセンターを外務省に設置します。また、海外旅行や出張に出掛ける人に情報を提供する「たびレジ」の登録者を今後3年で150万人に増やすとしています。このほか、海外に滞在する日本人の安全対策のために、「警備対策官」をすべての大使館や領事館に配置することが必要だとしています。