ドローン対策で骨子まとまる 夜間の飛行禁止も[2015/06/03 00:05]

 政府は、小型無人機「ドローン」について、人の多い場所での飛行を事業者に限定することや夜間の飛行を禁止することなどを盛り込んだ運航ルールの骨子をまとめました。

 骨子では、「空の産業革命」としてドローンの利活用を促進する一方で、安全な運航の確保のためルールが必要だとしました。空港周辺や、人や家屋の密集地での飛行は、安全確保の体制を整えた事業者に限定することや夜間の飛行を禁止することを挙げていて、政府は今の国会に航空法改正案として提出し、成立を目指す方針です。また、ドローンの製造者や販売者に対しては、制限空域では飛べないようにGPS(全地球測位システム)などの設定を働き掛けることも盛り込まれました。さらに、中長期的には機体の性能や操縦者の技能に一定の基準を満たすよう求めることも検討するとしています。

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