賠償金負担で東電を国有化の考えはない 安倍総理[2015/06/16 19:30]

 安倍総理大臣は、国が福島第一原発の事故による賠償金を負担するために東京電力を国有化する考えはないと明言しました。

 安倍総理大臣:「東電を国有化して賠償のお支払いを国が行うことについては、多大な国民負担が生じる恐れがあり、適当ではないと」
 参議院の経済産業委員会で、「日本を元気にする会」の松田代表は、東京電力を破綻処理したうえで国有化することで、国が事故処理と賠償を責任を持って行うべきだと主張しました。政府はすでに原子力損害賠償・廃炉等支援機構を通じて東京電力の株式の半数以上を保有しています。ただ、安倍総理は「賠償の責任は一義的には東電が負うことになっている」と述べ、国が被害者への賠償金を直接、負担する考えはないと改めて強調しました。