野党「戦場は国会の外だ」 安保法制 衆院通過へ[2015/07/16 11:51]

 15日に混乱のなか特別委員会で可決された安全保障関連法案は、16日午後の衆議院本会議で与党などの賛成多数で可決され、参議院に送られます。

 (政治部・小池直子記者報告)
 この後、衆院本会議場で採決が行われますが、政府・与党は、丁寧な審議で説明をしていきたいと強調しています。
 菅官房長官:「国民のより広い理解を得られるよう、引き続き政府としては懇切丁寧な説明をし続けていきたい」
 一方、野党側は「強行な採決は認められない」として反発を強めています。
 民主党・高木国対委員長:「これは憲政史上、まれにみる大きな汚点だろうと思っております」
 民主党や維新の党などは政府案の採決には応じず、退席する方針です。今後も成立阻止に向けて徹底抗戦する構えですが、戦略は限られています。参議院に舞台が移っても、民主党は当面、法案の審議には応じないとしています。しかし、党内からは「欠席戦術は理解が得られない」との声もあります。そのため、野党幹部は「戦場は国会の外だ」として、法案の成立阻止に向けて世論の盛り上がりをはかるしかないのが現状です。