「新国立」座席数8万人に サッカーW杯招致を視野[2015/07/20 11:49]

 新国立競技場の建設計画のやり直しを巡り、政府は新たに行う国際コンペで常設の座席数を8万人にすることを条件に募集する方向で調整に入りました。

 新国立競技場の座席数は、コスト削減のために一部を仮設とし、オリンピック終了後には取り外して規模を縮小する案などが検討されてきました。政府関係者によりますと、今回、建設計画がやり直しになったことを受けて、収容人数は8万人とし、座席はすべて常設とする方向で調整に入ったということです。これは、東京オリンピック後に行われる、サッカー、ワールドカップの招致を視野に入れていて、決勝戦などを行う8万人以上のスタジアムが必須条件となっているためです。また、新たなコンペでは、設計と施工を一括で発注し、建設費については事前に定められた上限を超えないようにする方針だということです。

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