「戦前の軍部独走と同じ」共産、内部文書流出で追及[2015/08/19 11:51]

 お盆休み前にストップした安保法制の審議が再開です。自衛隊が法案成立を前提に部隊編成の計画などを立てていた内部文書が共産党側に流出。共産党は「戦前の軍部独走と同じだ」と追及しました。これに対し、自民党の谷垣幹事長は「役所として、法律ができた時に『何も準備ができていない』というわけにはいかない」という考えを強調しました。

(政治部・安西陽太記者報告)
 お盆前の審議で「部隊運用などの検討は法案成立後に始めるべきだ」と発言していた中谷防衛大臣に共産党の小池政策委員長が激しくかみ付きました。
 共産党・小池政策委員長:「『法案については成立後に検討を始めるべきもの』と答弁しながら、大臣の指示のもとに検討課題、整理する文書が出てくる。大臣のやったことは、大臣の答弁にてらしても矛盾だらけだ」
 中谷防衛大臣:「分析・研究を行っていくことは必要ですし、様々に今後、具体化していくべき課題を整理しておくということは、私は当然のことだと認識しています」
 共産党・小池政策委員長:「当然というのは、ひどいんじゃないか」
 さらに、小池氏は「法案やガイドラインに載っていない部隊運用の検討などが書かれているのに、『先取り』と言わずに何というのか」と追及しました。これに対し、中谷大臣は繰り返し、「検討課題を洗い出し、整理しただけで、運用や訓練の内容は含まれていない」として、議論はかみ合いませんでした。政府・与党としては、内部資料の内容よりも、むしろこの資料が流出したことの方が問題だとしていて、19日午後からの審議では、この点についても論点となりそうです。

こんな記事も読まれています