総理、安保法案の必要性を強調 北朝鮮情勢受け[2015/08/24 11:53]

 北朝鮮情勢は国会の審議でも取り上げられ、安倍総理大臣は「安全保障環境がますます厳しさを増しているのは間違いない」と述べて、安保関連法案の必要性を強調しました。

 (政治部・河村勇紀記者報告)
 緊迫した朝鮮半島情勢を受け、安倍総理は「予測できないからこそ備えをするのが政府の責任だ」と訴えました。
 安倍総理大臣:「朝鮮戦争以来の数十隻の(北朝鮮の)潜水艦の港からの離脱ということになっているわけでありまして、どこで、どのように変化をしているのか、なかなか予測し得ないのもアジア太平洋地域の安全保障環境であろう」
 また、岸田外務大臣は「北朝鮮は挑発行動を自制すべきだ」と非難したうえで、アメリカや韓国と緊密に連携して対応にあたっていると説明しました。一方、野党は株価の下落や実質賃金がマイナスになったことを挙げ、「アベノミクスの失敗だ」と安倍総理の責任を追及しました。安倍総理は「デフレ脱却は前進している」として、今後もアベノミクスの実現に取り組む考えを強調しました。

こちらも読まれています