斎木外務次官続投へ “北朝鮮”精通で異例3年任期[2015/09/19 13:56]

 政府は、外務省の斎木昭隆事務次官を留任させる方向で調整に入りました。

 北朝鮮問題などに精通する斎木氏は安倍総理大臣とも近く、今回、正式に留任が決まれば任期は異例の3年を超える見通しです。事務次官に続く外務審議官も、日ロ交渉などを担当する杉山氏と経済を担当する長嶺氏がともに留任するほか、上月官房長を駐ロシア大使に起用する方向です。岸田外務大臣も留任するとみられていて、安倍総理は来年の伊勢志摩サミットの開催も見据え、今の体制を維持しつつ、政権の最重要課題である北朝鮮による拉致問題やロシアとの北方領土交渉など、山積する外交課題に取り組みたい考えです。

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