安倍総理“資源大国の独裁国家”トルクメニスタンに[2015/10/23 11:53]

 中央アジアを歴訪中の安倍総理大臣は、豊富な資源に恵まれながらも情報統制が厳しく、中央アジアきっての「独裁国家」といわれるトルクメニスタンに到着しました。

 (政治部・千々岩森生記者報告)
 日本からの報道陣がカメラの前でリポートを許されているのは、宿泊先のアシガバートのホテルの敷地の中だけです。本当は真っ白な高層ビル、そして荘厳な大統領宮殿がそびえて、一面、白亜の景色が広がっていますが、カメラで撮影できる場所は限られています。今回の安倍総理の訪問には、日本から30を超える商社やエネルギー関連企業の幹部らが同行しています。トルクメニスタンは天然ガスの埋蔵量が世界第4位と資源大国の顔を併せ持っています。この資源を武器に近年は10%を超える高い経済成長を維持しています。この国ではすべての大型プロジェクトが大統領のトップダウンで決まりますので、今回の首脳会談は日本企業にとって、まさにビジネスチャンスです。

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