“クロ現”めぐるBPOの指摘に政府・自民が反論[2015/11/09 22:43]

 BPO(放送倫理・番組向上機構)の放送倫理検証委員会は先週、「クローズアップ現代」などのやらせ疑惑を受けて高市総務大臣がNHKに文書で厳重注意を行ったことを「極めて遺憾である」と批判した。
 菅義偉官房長官:「総務省による行政指導は、NHKの取りまとめた調査報告書において、放送法に抵触する点、このことが認められたことから、放送法を所管する立場から必要な対応を行ったということであって、今回のご指摘はあたらないと思う」
 また、BPOは、自民党の調査会による事情聴取については「圧力そのもの」と非難したが。
 自民党・谷垣禎一幹事長:「あれは、NHKとして一応、調査をされた後、やらせがあるかどうか。その結論はどうだったのかを聞いた会でして、事前に『こうしろ』『ああしろ』と申し上げているわけではないので、そのようなご批判にあたるのかどうか」

こちらも読まれています