“定数10減” 衆院選改革 どうなる「1票の格差」[2016/01/14 17:04]

 衆議院の定数を10削減することなどを示した選挙制度改革の答申が出されました。

 答申では、現在475の定数を小選挙区で6、比例区で4削減することになっています。また、「一票の格差」を是正するため、10年ごとの国勢調査で人口に応じて各都道府県に議席を配分する方式を採用します。さらに、5年ごとの簡易調査で格差が2倍を超えた場合は、選挙区の区割りを見直します。これにより、東京や神奈川など都市部の1都4県で合わせて7議席が増える一方、青森・岩手・宮城など13県で、それぞれ1議席が減ることになります。与野党は答申を受けて具体的な改革案をまとめる作業に入りますが、協議は難航が予想されます。

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