高齢者給付金を追及 「子育て世代に」に総理は?[2016/01/19 11:52]

 参議院予算委員会では19日も補正予算案の審議が行われ、奨学金や子育て支援など、現役世代や将来世代に対する支援の在り方を巡って激しい議論となりました。

 (政治部・河村勇紀記者報告)
 民主党は、所得の低い高齢者向けの給付金にかかる3600億円の予算を返済の必要がない奨学金に使うべきだと主張しました。
 民主党・斉藤嘉隆参院議員:「(低所得高齢者給付金の)バラマキ3600億円。これがあれば、現在、国立大学または公立大学に通っているすべての学生の年間の授業料、すべて無料にできます。3600億円で。こういうことこそ、将来への未来への投資なんではないでしょうか」
 安倍総理大臣:「給付型の奨学金については、財源の確保や対象者の選定など、導入するには、さらに検討が必要と考えております」
 安倍総理は、3万円を給付する理由について「高齢者は消費が活発だ」と説明しましたが、民主党は、「子育て世代の方が消費が活発で、景気の下支えになる」と指摘しました。これについて安倍総理は、「子育て世代にも7000億円の支援をしている」と批判をかわしました。補正予算案は午後に委員会で採決され、20日の参院本会議で成立する見通しです。来週からは来年度予算案の審議が始まりますが、野党は軽減税率の財源問題などを厳しく追及する方針です。

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