与党もさじ投げた? 軽減税率どっちつかず多すぎ[2016/02/16 11:51]

 ペットフードが軽減税率の議論に一石です。安倍総理大臣は、昭恵夫人にペット用の健康食品を間違えて渡したところ、昭恵夫人はそれを食べ続けていたという衝撃的な事実を明らかにしました。財務省は、人が食べられるペットフードは軽減税率の対象になるとしています。16日から法案審議がスタートしますが、対象品目の線引きは依然としてあいまいです。

 (政治部・成田彩乃記者報告)
 麻生財務大臣から飛び出した開き直りとも取れる発言に野党がかみ付きました。
 維新の党・柿沢未途前幹事長:「軽減税率の導入で『混乱は起きる』『中小零細の潰れるケースが1つや2つ、100や1000起きる』こんな答弁をされている。ぜひ撤回をして頂きたいと思います」
 麻生財務大臣:「答弁の仕方をこれだけ曲解されると難しいなと…。『一件も潰れない』とか『混乱が全く生じない』とか私は現実的ではないと申し上げて、極めて現実的な答弁をしたと思っています」
 対象品目については、酒と外食を除く飲食料品という大枠が決まっていますが、財務省の調査では「グレーゾーン事例」が1200件以上あることが分かりました。一つひとつにルールを作る必要がありますが、与党の税制調査会幹部は「数が多すぎてすべての仕分けには付き合いきれない」とさじを投げつつあります。低所得者対策としての効果をアピールしたい政府・与党に対して、野党は、線引きだけでなく、財源の問題についても追及する方針です。