衆院選挙制度 自民党「0増6減」で取りまとめ[2016/02/25 00:05]

 衆議院の選挙制度改革を巡り、自民党は、去年の国勢調査に基づいて、6つの県で定数を1議席ずつ減らす「0増6減」案を取りまとめました。

 自民党・細田幹事長代行:「今回の国勢調査の結果に基づきながら、同時に10減を実施する」
 自民党案は、去年の国勢調査に基づいて、各都道府県の現在の小選挙区の定数を1ずつ減らした場合の議員一人あたりの人口を計算し、その数が小さい順に6つの県を削減の対象とします。さらに、比例代表で4議席削減し、合わせて10議席の削減となります。会議では、この案で公明党との協議を行うことが了承されました。しかし、公明党は、有識者が答申で提示した「アダムズ方式」に基づく「7増13減」を求めていて、調整は難航する見通しです。

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