地方選出議員から異論相次ぐ…選挙制度改革で自民[2016/03/03 16:48]

 衆議院の選挙制度改革を巡り、自民党は会合を開きましたが、定数が削減される地方選出の議員から異論が相次ぎました。

 3日の会合では、先週に発表された国勢調査に基づき、自民党案で「定数削減」の対象となる6つの県が示されました。削減対象となる議員からは「議員定数削減をするべきではない」「地方が削られれば、地方創生どころではなくなる」などの批判が相次ぎました。また、「一票の格差是正」については、選挙区調整ではなく、憲法を改正して抜本的な対策を取るべきだという声も上がりました。しかし、アダムズ方式の将来的な導入については幹部からの言及はなく、各党との議論を踏まえたうえで改めて党内の議論を続けていく方針です。

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