夏の参院選に向け 総理と民主・岡田氏が舌戦[2016/03/14 05:53]

 夏の参議院選挙で、民主党や共産党などが安保法制の廃止を訴え、候補者の一本化など選挙協力を進めていることについて、安倍総理大臣と民主党の岡田代表が早くも舌戦を繰り広げています。

 安倍総理大臣:「選挙のためだったら何でもする、誰とも組む、こんな無責任な勢力に私たちは負けるわけにいかないんです。今年の戦いは政治に、国民に責任を持つ。自民党・公明党連立政権対民主党・共産党の勢力との戦いになる」
 安倍総理は13日に行われた自民党大会で、野党共闘を批判したうえで「野党はアベノミクスが失敗したと批判するが、それは間違っている」と経済での実績を強調しました。これに対して、民主党の岡田代表は「恥も外聞もない政権だ」と反論しました。
 民主党・岡田代表:「そのまま言葉をお返ししたいです。参議院選挙の直前に3万円配る恥も外聞もない政権。負けるわけにはいきません」「(Q.自公対民共でなければどういう戦い?)自公対国民の良識です」
 岡田代表は、今年度の補正予算で所得の低い高齢者を対象に一人3万円を支給する臨時給付金を盛り込んだ政府を批判しました。夏の参院選を前に与野党のさや当ては激しさを増しています。

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