ヘイトスピーチ抑止法案 自公、今国会に提出へ[2016/04/05 08:14]

 自民党は特定の人種や民族に対し、街頭での演説などで憎悪をあおる「ヘイトスピーチ」を抑止するための法案を作りました。

 法案では、ヘイトスピーチを「日本以外の国や地域の出身であることを理由として、地域社会から排除することを扇動する不当な差別的言動」と定義しました。禁止事項の例示や罰則は設けず、ヘイトスピーチの解消に向けた人権教育活動や国民への周知活動、相談体制を整備することが盛り込まれました。自民党は公明党との調整を行ったうえで、法案を今国会に共同で提出する方針です。ヘイトスピーチの規制を巡っては、民進党などがすでに法案を提出し、審議するよう求めています。与党として対案を出すことで、滞っていた他の法律案の審議を促進する狙いもあります。