政府 “震災関連死”の予防対策強化へ[2016/04/20 21:58]

 政府は熊本地震の被災者対策として、インフルエンザなどの感染症やエコノミークラス症候群による震災関連死を防ぐため、予防対策を強化する方針を打ち出しました。

 安倍総理大臣:「被災者一人ひとりの不安や悩みに、また思いに耳を傾け、きめ細やかな対応に全力を尽くして下さい」
 政府は20日、国立感染症研究所の専門家を被災地に派遣しました。避難所の状況を調査して、適切な感染症対策を講じることにしています。また、足の血行を良くすることでエコノミークラス症候群の予防に効果的とされる弾力性の強いストッキングを避難者に配布します。政府は、今後も震災関連死を防ぐためのきめ細かな情報提供を行っていく方針です。

こちらも読まれています