懸命の不明者捜索の中、安倍総理が現地視察[2016/04/23 11:46]

 犠牲者が48人に上る熊本地震で、熊本県南阿蘇村では依然、2人と連絡が取れないままです。自衛隊などが24時間態勢で捜索活動を続けるなか、23日朝、安倍総理大臣が現地を視察しました。

 (田村信大記者報告)
 安倍総理の訪問に、地元の住民からは道路の復旧や被災した住宅への支援を求める声などが聞かれました。安倍総理は午前9時すぎに南阿蘇村に到着し、自衛隊や警察、消防の指揮本部を訪れて隊員らを激励しました。その後、村長らと意見を交換した後、災害対策本部を視察しました。21日の雨で中断していた捜索は、22日昼すぎから再開され、自衛隊、警察、消防合わせて550人が夜通しで捜索しています。一方で、1人が巻き込まれたとみられている阿蘇大橋の崩落現場では、落石の危険があるため、国土交通省が現在、無人ショベルカーを投入して捜索作業をしています。しかし、21日に降った大雨の影響で、捜索隊はぬかるんだ地面での作業を強いられ、また、23日も雨がぱらついていて、活動は難航が予想されます。また、安倍総理は村内の避難所にも訪問し、避難生活が長期化している住民らを励ましました。
 安倍総理大臣:「自宅は被害に遭われた。地震が続くから心配でしょうけど、しっかり応援してますから」
 避難所では、体調不良を訴える住民が増え始めていて、環境の悪化は日に日に深刻化しているため、その対策が急がれています。