「英のEU残留望ましい」日英共同会見で安倍総理[2016/05/06 05:53]

 ヨーロッパを歴訪中の安倍総理大臣は、5カ国目のイギリスでキャメロン首相と共同記者会見を行い、「イギリスのEU(ヨーロッパ連合)残留が望ましい」と明言しました。

 安倍総理は「イギリスがEUにとどまることが日本の投資の観点から最善だ」と強調しました。
 安倍総理大臣:「離脱に投票することは、日本の投資先としての英国の魅力を損なわせることになると思います」
 また、会見に先立って行われた首脳会談では、世界経済への対応について「金融政策・財政出動・構造改革をバランスよく協力して進めることが重要」との認識で一致しました。5日夕方にはロンドン郊外にあるイギリス首相の別荘に会談の場所を移し、北朝鮮問題や中国が進出を強める南シナ海問題などについて意見交換しました。日本の総理大臣がこの別荘に招待されたのは、1973年の田中角栄元総理大臣以来だということです。

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