菅長官「断じて容認できない」 北「核保有国」宣言[2016/05/09 11:50]

 北朝鮮の金正恩第1書記が朝鮮労働党大会で「責任ある核保有国だ」などと宣言したことに対し、菅官房長官は「断じて容認できない」と述べ、厳しく批判しました。

 菅官房長官:「安保理決議、6者会合共同声明、日朝平壌宣言等を順守することなく、核・ミサイル開発を継続する姿勢を示すとともに、日本についても一方的な主張を行ったことは断じて受け入れることはできません」
 また、菅長官は、金第1書記が「世界の非核化」に言及したことに対して「一方的な主張を行う前に安保理決議を順守し、自らが非核化を行う必要がある」と強調しました。そのうえで、今後もアメリカや韓国など国際社会と連携しながら、北朝鮮に対して核実験やミサイル発射などの挑発行為の自制を求めていく考えを示しました。

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