「危機管理庁の設立を」自民党・額賀氏が提言[2016/05/19 23:26]

 自民党の額賀復興加速化本部長は、相次ぐ地震や自然災害を受け、「危機管理庁」を設立する必要があると訴えました。党内で議論し、議員立法の提出を目指します。

 自民党・額賀復興加速化本部会長:「自衛隊は国が司令塔。警察は各県、消防は市町村長。それがてんでばらばらで機能してないと感じる。危機管理庁的なものが大事だと提言している」
 額賀本部長は、自身の派閥の会合でこのように呼び掛けました。震災発生時に自治体自身が被災して行政の能力が低くなるケースも多く、「専門的な司令塔となる組織ができれば素早い初動対応が可能になる」と考えています。民間の流通業者とも日頃から連携して、交通網が寸断された場合でも物資が行き届く方法を検討することも考えているということです。今後、自民党のなかで議論を進め、政治主導で議員立法による制度化を目指すことにしています。

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