オバマ大統領 広島訪問へ 現職の大統領として初[2016/05/27 11:45]

 アメリカのオバマ大統領は27日、現職の大統領として初めて被爆地・広島を訪問します。その移動は厳戒態勢で行われます。サミット会場のある三重県の賢島からヘリで中部国際空港へ移動、大統領専用機で山口県の岩国基地へ向かいます。さらに、再びヘリに乗り換えて広島市内に向かい、平和公園までは車で移動する予定です。

 (政治部・白川昌見記者報告)
 オバマ大統領は平和公園に到着した後、最初に原爆資料館を訪れます。原爆の悲惨さに直接、触れたうえで、スピーチを行うことになります。オバマ大統領は、原爆資料館の中での様子は報道陣には非公開となる見通しですが、安倍総理大臣とともに資料を数点、見学し、メッセージの記帳も行う予定です。その後、原爆慰霊碑への献花を行い、その場で5分程度のスピーチを行います。世界で唯一、核兵器を使用した国として、「核廃絶を主導する道義的責任がある」と今後の取り組みへの決意を示します。その場には被爆者3人も出席予定で、スピーチの後、オバマ大統領の方から声を掛け、言葉を交わすということです。会場には高校生などの若い世代も招待されていて、「核兵器のない世界」の実現を目指して未来志向の訪問を演出します。