争点はアベノミクス 各党、参院選に向け走り出す[2016/06/04 17:36]

 通常国会が閉会して初めての週末となりました。各党はすでに来月10日に迫った参議院選挙に向けて走り出しています。大きな争点はアベノミクスです。

 自民党・菅官房長官:「(アベノミクスによって)国と地方の税収は21兆円増えたんです。年金の運用益が昨年12月で38兆円(生み出すことができた)」
 民進党・岡田代表:「安倍さんは、自分の都合の良い数字を挙げて『(景気が)良くなった、良くなった』と言うが、大事なことは国民がどう受け止めているか。8割の皆さんが『景気回復は実感していない』。そこで答えは出ていると思う」
 共産党・小池書記局長:「消費税の増税を2年半、先送りするというのはアベノミクスがうまくいっていないということの証明じゃないか」
 おおさか維新の会・松井代表:「我々が言っているのは、国民の皆さん、納税者の皆さんと約束した、身を切る改革からやって、役所改革をやってお金を生み出そうと」
 社民党・吉田党首:「日本国憲法を大事にする、働く人やリタイアされた方々を大事にする。そういう政党をつくらなければならない」
 また、「公明党」の山口代表は各地を回って支援者の集会に出席し、与党候補への支持を呼び掛けています。「生活の党」の小沢代表は、比例区で野党の統一名簿を実現するため、水面下での調整を続けています。「日本のこころを大切にする党」の中山代表は、週末を通して支援者への協力を要請します。「新党改革」の荒井代表は、5日、6日の2日間、福島県に入って事務所開きなどを行う予定です。

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