候補が乱立気味… 民進都連と執行部の調整どうなる[2016/07/08 11:46]

 東京都知事選挙の候補者選びです。民進党は都連の会議を開き、対応を松原会長に一任しました。

 (政治部・岡香織記者報告)
 民進党の東京都連は8日、新たに2人の名前を挙げました。しかし、まだ執行部とは話ができておらず、調整が手間取っています。
 民進党・松原都連会長:「前の神奈川県知事である、今の参院議員の松沢成文さん。2人目には古賀茂明さん」
 松原会長は野党4党の枠組みを優先させるとして新たに2人の名前を挙げ、執行部と調整を進めていくことを確認しました。また、小池元防衛大臣については党内の一部から相乗りを求める声も上がっていますが、執行部は「あり得ない」と否定しています。一方、増田元総務大臣ですが、午後に都内の市長の有志から立候補の要請を受ける予定です。前回、共産党などから推薦を受けた宇都宮健児氏が立候補の意向を固めたほか、安保法制反対のデモに参加していた俳優の石田純一氏も立候補を検討しています。野党系の候補者が乱立することになれば、これまで進めてきた野党共闘が壊れかねず、難しい判断を迫られることになりそうです。
 14日に告示される東京都知事選には、元衆議院議員で労働大臣を務めた山口敏夫氏のほか、これまでにマック赤坂氏、河野充喜氏、立花孝志氏、中川暢三氏、河野なみ平氏、山口節生氏、桜井誠氏、今尾貞夫氏、高橋尚吾氏が立候補を表明していて、31日に投票が行われます。

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