鳥越氏が都知事選出馬の意向 野党統一候補へ調整[2016/07/12 11:45]

 東京都知事選挙の告示が14日に迫るなか、ジャーナリストの鳥越俊太郎氏が出馬する意向を固めました。民進党は鳥越氏を野党統一候補として擁立する考えです。

 (政治部・岡香織記者報告)
 名前が出ては消えるなど迷走していた民進党の候補者選びですが、最終的には鳥越氏に乗る方針を固めました。民進党の東京都連は、元経済産業省官僚の古賀茂明氏に出馬の要請をしていました。しかし、鳥越氏が11日に出馬の意向を固めたことから、民進党の執行部は渡りに船とばかりに飛び乗ることになりました。古賀氏は「鳥越氏が出馬するなら応援に回る」と述べていて、この後、松原都連会長と会談し、正式に出馬辞退を表明します。これを受けて、民進党は鳥越氏を自民党に対抗できる野党統一候補にしたい考えです。ただ、11日に元日弁連会長の宇都宮健児氏が正式に出馬を表明していて、最終調整が続いています。野党関係者は「共産党が乗らなければ宇都宮氏は降りるだろう」と述べ、一本化の調整を共産党に委ねている状況です。
 一方の与党側ですが、自民党と公明党は増田寛也元総務大臣の推薦を正式に決定しました。また、自民党の小池百合子元防衛大臣は自民党からの推薦を断念しましたが、引き続き出馬する考えを変えていません。ある民進党幹部は「鳥越氏で野党がまとまれば勝機がある」と話していて、一本化できるかどうかが鍵となります。
 14日に告示される東京都知事選挙にはこのほか、山口敏夫元労働大臣やマック赤坂氏、中川暢三氏、桜井誠氏、河野なみ平氏、今尾貞夫氏、立花孝志氏、山口節生氏、高橋尚吾氏が出馬を表明しています。

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