安倍総理がモンゴル大統領と会談 関係強化で一致[2016/07/15 05:51]

 モンゴルを訪れている安倍総理大臣は、15日から始まるASEM(アジア欧州会議)を前にモンゴルの大統領と会談し、両国関係を強化することで一致しました。

 (政治部・柊知一郎記者報告)
 歴代総理では最多の3回目となった今回の訪問で、安倍総理はモンゴルとの防衛協力を強化することを確認しました。
 安倍総理大臣:「(モンゴルは)基本的な価値観を共有する地域のかけがえのないパートナーであり、日・モンゴル関係の重要性は変わりません」
 中国やロシアと国境を接するモンゴルは、地政学的にも資源国であるという意味でも重要視されています。モンゴルとの首脳会談では今回、新たに自衛官をモンゴルに駐在させることで合意し、防衛面での協力強化が確認されました。そして、15日からはアジアとヨーロッパの首脳が集まるASEMが始まります。安倍総理はテロ根絶に向けた国際社会の協力強化を訴えます。また、ドイツやEU(ヨーロッパ連合)との個別会談では、国際法に基づく南シナ海問題の解決の重要性を訴え、中国を牽制(けんせい)したい考えです。

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