“飛行計画の高度に誤り”が事故原因 自衛隊機墜落[2016/07/29 20:04]

 今年4月、鹿児島県の山中で自衛隊機が墜落し、乗員6人が死亡した事故で、航空自衛隊の杉山空幕長は、飛行計画の高度が誤っていたと事故原因について発表しました。

 航空自衛隊のジェット機「U−125」が今年4月、鹿児島県の鹿屋基地を離陸後、基地から10キロほど離れた山の中に激突し、平岡勝3佐ら6人の乗員が死亡しました。事故調査の結果、飛行計画に記されている高度が誤って書かれていたことが分かりました。事故機は当時、乗員らが目で確認しながら飛行していたため、雲がかかっていた山の存在に気付くのが遅れた可能性が高いとみられています。また、飛行計画については、作成した後に第三者が確認をする体制が十分ではなかったとしています。航空自衛隊は今後、チェック体制を強化し、監督指導を徹底する方針です。

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