野党共闘は見直すべきの声も…民進党はポスト岡田へ[2016/08/01 11:48]

 与党の分裂にもかかわらず、支援した鳥越俊太郎氏が3番手に終わったことで、民進党では9月の代表選をにらんだ動きが加速しています。

 (政治部・白川昌見記者報告)
 惨敗を受けて、民進党内には衝撃が広がっています。共産党などとの野党共闘の在り方が見直される可能性も出てきました。今回の都知事選でも、参院選に続き、民進・共産・生活・社民の4つの野党で連携しましたが、ライバルに大きく後れを取りました。共産党との連携に反発していた勢力からは「野党共闘は見直すべき」との声が上がっています。また、投開票日の前日に9月の代表選への不出馬を表明した岡田代表に対しても、公然と「理解に苦しむ」との批判が出ています。代表選には、蓮舫氏や前原誠司氏、細野豪志氏の出馬が取り沙汰されています。岡田代表は「次の代表にも自らが築いた野党共闘の路線を引き継いでほしい」と語っていますが、まさにその是非が代表選の対立軸になってきそうです。

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